君は心理学者なのか?

大学時代に心理学を専攻しなぜかプログラマになった、サイコ(心理学)プログラマかろてんの雑記。

つるのおんがえし〜「決して、この部屋をのぞかないで(Permission denied)」〜

f:id:karoten512:20180403135544j:plain

この記事のゴール

この記事を読めば、

$ ls hoge
d rwx-----x. 1 owner  group 4096 Dec 22 15:48 hoge

この

rwx-----x

が読めるようになる(ハズ)です。

あらすじ

おじいさんが罠にかかっているつるを見つけました。

苦しんでいるつるがかわいそうだったので、おじいさんは助けてやりました。

その日の夜は大雪になり、とても寒い夜でした。

コン、コン。家の扉が叩かれる音がします。

夜、一人のおんながおじいさんの家にやってきました。

そのおんなは一晩泊めてほしいといいます。

やさしいおじいさんはおんなを家に招き入れることにしました。

家に招き入れた

おじいさんは手元の端末でおんなをlinux userに追加しました。

[root@ie ~]# useradd tsuru

おんながはたを折り始めた

おんなはいろいろ良くしてもらったお礼に、

はた(美しい布)をおりたいといいました。

おんな「はたをおりあげるまで、決してのぞかないでください」

[tsuru@ie ~]$ cd tsuru

といって、おんなはへやにはいっていきました。

おじいさんは好奇心に耐えられなかった

おじいさんは震える手で端末にこう打ち込みました。

[jiisan@ie ~]$ cd tsuru

しかし、

-zsh: cd: tsuru/: Permission denied 

部屋には入れませんでした。

[jiisan@ie ~]$ ls tsuru
drwx------. 2 tsuru   tsuru  4096  3月 27 07:26 2018 tsuru

おじいさん「なるほど。。。こりゃ入れんわい」

おじいさんは納得しました。

なぜ、入れなかったのか

まず、おじいさんがuseraddしたことにより、

tsuruディレクトリが作成されました。

f:id:karoten512:20180325083108p:plain

useraddしたときにできるこの部屋の所有者は「tsuru」になります。

ですので、こうなります。

f:id:karoten512:20180325083237p:plain

この部屋は、作成された時から以下の要件をみたしています。

・つる[owner]は部屋を自由にする(見れる、いじれる、入れる)ことができる

・おじいさんとおばあさん[other]は入れない

つまり、こういうことですね。

f:id:karoten512:20180325083708p:plain

もうすこしlinux風に書くとこんな感じです。

f:id:karoten512:20180325083839p:plain

さらに、linuxのファイルは「所有者」だけでなく「所有グループ」をという情報を持っています。

f:id:karoten512:20180326000511p:plain

これにより、

「つるの親族」というグループのユーザだけ部屋に入ることを許可できたりします。

useraddしたときにできる部屋の所有グループは、「tsuru」です。

f:id:karoten512:20180326000524p:plain

これで完成です。

ちょっと見方を変えて、、、

f:id:karoten512:20180326001214p:plain

ここでlsです!

f:id:karoten512:20180326001345p:plain

「owner」ができること

「group」ができること

「other」ができること

をまとめたものを、パーミッションと言います。

おじいさんは強硬手段に出た

中でなにをやっているのか、気になって仕方がありません。

じいさんの秘蔵のこれくしょんが、

つるによって紐解かれていしまっているかも知れません。

3日悩んでおじいさんは決心しました。

パーミッションを変えよう」

(つづく)

【Java言語で学ぶリファクタリング入門】クラスの抽出

いきさつ

昔書いたコードが悲しい感じだった&どこから手を付ければよいかわからない感じだったので、

リファクタリングの知識が欲しかった。

そしたら手元にこの本があった。

リファクタリング

Playerクラス

class Player {
    private _currentMedia;
    private _musicData;
    private _videoData;

    public setMedia() { };
    public play() { };
    public loop() { };
    public stop() { };

    private playMusic() { };
    private loopMusic() { };
    private stopMusic() { };
    private playVideo() { };
    private loopVideo() { };
    private stopVideo() { };
}

playerが責務を持ちすぎ。

  • musicの再生・停止・ループ方法を知っている
  • videoの再生・停止・ループ方法を知っている

なにがしんどいのか

新しいmediaを追加するたびにmethodを追加する必要がある。

playerが再生されるものに対しての知識を持ちすぎているので、密結合。

リファクタリング方法

クラスの抽出を行なう。

リファクタリング

新たにMusicMediaとVideoMediaクラスを作った。

Mediaクラス

/** 共通インターフェース */
interface Playable {
    play();
    loop();
    stop();
}

/**MusicMedia */
class MusicMedia implements Playable {
    public play() { };
    public stop() { };
    public loop() { };
}

/** VideoMedia */
class VideoMedia implements Playable {
    public play() { };
    public stop() { };
    public loop() { };
}

Playerクラス

class Player {
    private _currentMedia: Playable;

    public setMedia(media: Playable) {
        this._currentMedia = media;
    }
    public play() {
        this._currentMedia.play();
    }
    public stop() {
        this._currentMedia.stop();
    }
    public loop() {
        this._currentMedia.loop();
    }
}

何がうれしいのか

  • 新たにMediaを追加する時に、既存のコードに手を加えなくて良い(拡張に対して開いている)

  • 既存のmediaの修正をする時に、クラス内で修正が収まる(修正に対して閉じている)

  • PlayerクラスはPlayableインターフェースを実装しているクラスなら何でも扱えるので、疎結合

【Node.js】Expressをinstallして起動(npm start)するまで

f:id:karoten512:20180322123340j:plain

いきさつ

少し作りたいものがあったので、

Expressをinstallして起動してみる

手順

express-generatorをグローバルインストール

$ npm install express-generator -g  

expressコマンドでプロジェクトを作成

$ express restapi

必要なnode_moduleをinstall

$ cd restapi; npm install

アプリケーションの起動

$ npm start

> restapi@0.0.0 start /home/vagrant/dev/restapi
> node ./bin/www

ポートにアクセス

ipアドレス:3000

にアクセスすると、

f:id:karoten512:20180322123120p:plain

と表示され、起動が確認できる。

おまけ

ポート3000がLISTENになっているか見てみる。

$ netstat -antp
tcp        0      0 :::3000    :::*   LISTEN      22175/node

ポート3000をnodeプロセスがLISTENしている。

【CTF】サーバをハックする〜Simple Auth IIとSQLiteと〜

f:id:karoten512:20180322104803j:plain

いきさつ

セキュリティの勉強も兼ねてCTFの問題を解いてみた。

サーバをハックするより前にソースコードが見えているので

ハックするような大したことはしていない。

問題

ksnctf.sweetduet.info

20ptなので超簡単ということだが。。。?

考えたこと

ログイン画面

f:id:karoten512:20180322104951p:plain

適当なID&パスワードを入れ、ログインしてみる。

f:id:karoten512:20180322105024p:plain

ソースコード

<?php

function h($s)
{
    return htmlspecialchars($s, ENT_QUOTES, 'UTF-8');
}

if (!isset($_POST['id']) or !is_string($_POST['id']))
    $_POST['id'] = '';
if (!isset($_POST['password']) or !is_string($_POST['password']))
    $_POST['password'] = '';

$try = false;
$ok = false;

if ($_POST['id']!=='' or $_POST['password']!=='')
{
    $try = true;
    $db = new PDO('sqlite:database.db');
    $s = $db->prepare('SELECT * FROM user WHERE id=? AND password=?');
    $s->execute(array($_POST['id'], $_POST['password']));
    $ok = $s->fetch() !== false;
}

postされたidとpasswordでuserテーブルを検索、

該当レコードが存在する場合はログイン成功ということらしい。

SQLインジェクション使える?→使えないよね

プリペアドステートメントを使用しているので、

execute内に渡された値はエスケープされる。

この時点で

やれることがなくなってしまった。。。

ググる

timeislong.hatenablog.com

この記事をみると、

「ダウンロード」という言葉がある。

どういうこと?

SQLiteについて調べる

どうやらSQLiteのDB情報は、

****.dbというファイル形式で保存されるらしい。

そして、

<?php
//...

$db = new PDO('sqlite:database.db');

このsqliteの後で指定されているのはDBのファイルで、

相対パス指定されているということらしい。

DBファイルをダウンロード

sourceのurlのauth.phpの部分を、database.dbに変えるとDBファイルがダウンロードできる。

(普通じゃ考えられないけど)

SQLiteで読み込む

$ sqlite3 ~/Downloads/database.db 
sqlite>

適当なsqlを発行

phpソースコードから、userテーブルが有ることがわかっているので、

selectで全部持ってくる。

sqlite> select * from user;
root|FLAG_****

でてきた。

まとめ

この手の問題を特には様々な知識が求められる。

今回で言えば、

などなど。

なかなか勉強になった。

#Cでsocket通信をしてみる。ついでにnetstatでlistenしているポートを調べる。

C#でソケット通信

職場でC#を使うのと、

ソケット通信に興味があるのでちょっと練習してみた。

ソースコード

server側

using System;

public class Server
{
  public static void Main()
  {
    string ipString = "127.0.0.1";

    System.Net.IPAddress ipAdd = System.Net.IPAddress.Parse(ipString);

    int port = 2001;

    System.Net.Sockets.TcpListener listener =
      new System.Net.Sockets.TcpListener(ipAdd, port);

    listener.Start();

    Console.WriteLine("Listenを開始しました({0}:{1})。",
        ((System.Net.IPEndPoint)listener.LocalEndpoint).Address,
        ((System.Net.IPEndPoint)listener.LocalEndpoint).Port);


    // 接続要求があったら受け入れる
    System.Net.Sockets.TcpClient client = listener.AcceptTcpClient();
    Console.WriteLine("クライアント({0}:{1})と接続しました。",
        ((System.Net.IPEndPoint)client.Client.RemoteEndPoint).Address,
        ((System.Net.IPEndPoint)client.Client.RemoteEndPoint).Port);

    // NetworkStreamを取得データの流れ
    System.Net.Sockets.NetworkStream ns = client.GetStream();

    ns.ReadTimeout = 10000;
    ns.WriteTimeout = 10000;

    System.Text.Encoding enc = System.Text.Encoding.UTF8;
    bool disconnected = false;
    System.IO.MemoryStream ms = new System.IO.MemoryStream();

    byte[] resBytes = new byte[256];
    int resSize = 0;


    do
    {
      //データの一部を受信する
      resSize = ns.Read(resBytes, 0, resBytes.Length);
      //Readが0を返した時はクライアントが切断したと判断
      if (resSize == 0)
      {
        disconnected = true;
        Console.WriteLine("クライアントが切断しました。");
        break;
      }
      //受信したデータを蓄積する
      ms.Write(resBytes, 0, resSize);
      //まだ読み取れるデータがあるか、データの最後が\nでない時は、
      // 受信を続ける

    } while (ns.DataAvailable || resBytes[resSize - 1] != '\n');

    //受信したデータを文字列に変換
    string resMsg = enc.GetString(ms.GetBuffer(), 0, (int)ms.Length);
    ms.Close();

    resMsg = resMsg.TrimEnd('\n');
    Console.WriteLine(resMsg);

    if (!disconnected)
    {
      //クライアントにデータを送信する
      //クライアントに送信する文字列を作成
      string sendMsg = resMsg.Length.ToString();

      //文字列をByte型配列に変換
      byte[] sendBytes = enc.GetBytes(sendMsg + '\n');

      //データを送信する
      ns.Write(sendBytes, 0, sendBytes.Length);
      Console.WriteLine(sendMsg);
    }

    ns.Close();
    client.Close();
    Console.WriteLine("クライアントとの接続を閉じました。");

    listener.Stop();
    Console.WriteLine("Listenerを閉じました。");

    Console.ReadLine();
  }

}

clinent側

using System;

public class Client
{
  public static void Main()
  {
    Console.WriteLine("入力してください");
    string sendMsg = Console.ReadLine();

    if (sendMsg == null || sendMsg.Length == 0)
    {
      return;
    }

    string ipOrHost = "127.0.0.1";
    int port = 2001;


    System.Net.Sockets.TcpClient tcp =
      new System.Net.Sockets.TcpClient(ipOrHost, port);
    Console.WriteLine("サーバー({0}:{1})と接続しました({2}:{3})。",
        ((System.Net.IPEndPoint)tcp.Client.RemoteEndPoint).Address,
        ((System.Net.IPEndPoint)tcp.Client.RemoteEndPoint).Port,
        ((System.Net.IPEndPoint)tcp.Client.LocalEndPoint).Address,
        ((System.Net.IPEndPoint)tcp.Client.LocalEndPoint).Port);


    System.Net.Sockets.NetworkStream ns = tcp.GetStream();

    ns.ReadTimeout = 10000;
    ns.WriteTimeout = 10000;


    System.Text.Encoding enc = System.Text.Encoding.UTF8;
    byte[] sendBytes = enc.GetBytes(sendMsg + '\n');

    ns.Write(sendBytes, 0, sendBytes.Length);
    Console.WriteLine(sendMsg);


    System.IO.MemoryStream ms = new System.IO.MemoryStream();
    byte[] resBytes = new byte[256];
    int resSize = 0;
    do
    {
      resSize = ns.Read(resBytes, 0, resBytes.Length);

      if (resSize == 0)
      {
        Console.WriteLine("サーバーが切断しました。");
        break;
      }

      ms.Write(resBytes, 0, resSize);

    } while (ns.DataAvailable || resBytes[resSize - 1] != '\n');

    string resMsg = enc.GetString(ms.GetBuffer(), 0, (int)ms.Length);
    ms.Close();

    resMsg = resMsg.TrimEnd('\n');
    Console.WriteLine(resMsg);

    ns.Close();
    tcp.Close();
    Console.WriteLine("切断しました。");

    Console.ReadLine();
  }
}

コンパイル

mcs client.cs
mcs server.cs

実行

サーバの実行

$ mono server.exe
Listenを開始しました(127.0.0.1:2001)。

クライアントの実行

$ mono client.exe 
入力してください
hello world

サーバの反応

クライアント(127.0.0.1:32924)と接続しました。
hello world
11
クライアントとの接続を閉じました。
Listenerを閉じました。

まとめ

TCP通信というのは、IPアドレスとポートの組み合わせ。

だからlocalhost上でポートさえ違えば、通信ができる。

今回は

・サーバ  IP 127.0.0.1  ポート 2001

・クライアント  IP 127.0.0.1  ポート 32924

で通信を行った。

なお、クライアントのポートは通信毎に自動で割り振られる。

netstatでポートがLISTENしているかどうかを調べてみる

$ netstat -anpt
tcp        0      0 127.0.0.1:2001              0.0.0.0:*                   LISTEN      14145/mono  

monoというプロセスが、 2001ポートを使って通信していることがわかる。

-aオプション

LISTEN状態も含むすべてのソケットを表示する。

-nオプション

IPアドレス・ポート番号をそのまま表示する。

これがない場合、ドメイン名として表示されたり、sshhttpdとか表示されたりする。

-pオプション

通信しているプロセスを表示する。

iphoneを探していたはずなのに、いつしか私は死に場所を探していた。

f:id:karoten512:20180318212418j:plain

※ 学生の頃の話です

その1

眩しくて、白くて、冷たい。

どこかで蛍光灯が光っていて、それが網膜に突き刺さっている感覚。

ぺらぺらの布団から感じる、硬い床の感覚。

妹が弾くピアノの弦の振動が、体を這う感覚。

そして、見覚えのある部屋。

どうやら無事に家に帰ってきたらしい。

その2

眼鏡を探す。ない。

スマホを探す。これもない。

目がさめると、

私の生活インフラの大部分を失っていた。

その3

彼らを取り戻さなくては。そう思った。

残念ながらこのような展開には慣れている。

酒をのみ、記憶を飛ばし現場に何かしらの置き土産をするのは、

割りとよくある話だ。少なくとも私には。

これだけ簡単に記憶が飛ぶのだから、人間の記憶なんてもろいもんだ。

メモリだったら揮発性。どうせ大した記憶じゃないから別に揮発していいけど。

その4

Macを広げ、「iphoneを探す」

画面上にiphoneの現在位置が表示される。

その5

指し示された位置は、入ったことのない森だった。

その6

うそでしょ。そう思う。

昨日は鴨川で楽しくお花見をしていた。

なんでこんな、河原から小一時間ほど歩いた森の中に、iphoneが。

でも確かに森の中だ。周りには目印がなにもない。

あるのは等高線。丁度緩やかな谷になっているところに、

たしかにiphoneが存在している。少なくともGPS上ではそうなっていた。

その7

多分位置情報がずれてるんだ。とにかく現場に行こう。

そしたら近くの公道にiphoneが落ちているはずだ。

そう思った私は、Macを持って現場に向かった。

その8

現場近くでMacを広げる。

iphoneには緊急モードというものが搭載されていて、

それをMacから遠隔で起動することができる。

起動すると、

画面ロックしたり、

iphoneの画面上に連絡先電話番号を表示したり、

……iphoneに断末魔の叫びを上げさせることができる。

それはただの甲高い発信音。でも聞くたびに「これ断末魔だよなぁ」と感じる。

その9

森の近くの公道にて、その時は来た。

Macにてボタンを押す。

iphoneが叫んだ。

「ふざけんなよ!」

「おいてくなよなぁ!」

「いっつもいっつも邪険に扱いやがって!」

「次あったらぜったいいてこましたる!」

…その断末魔は、森の方から聞こえた。

声のする方へ。少しづつ足をすすめる。

足元が悪い。どうしてこんなところに昨日の私は存在していたのか。

どう考えても死にたかったとしか思えない。

無意識に死にたかったとしか、思えない。

その10

断末魔が、近い。

更に悪くなる足場。

鳴り続ける断末魔。耳が痛い。

ついに……見つけた。

その11

iphoneと。その横に、眼鏡が見つかった。

まるで昨日の私は上空からUFOに吸い上げられ、

眼鏡とiphoneをその場に置き忘れてしまったようだ。

不思議な光景が、そこにあった。

その12

昨日そこで何があったのか。

いろいろな人の証言を確認したが、

わかったのは、

「河原で呑んでいたお前、すごいニコニコしてた」

「でも突然フラフラと何処かに歩きだした」

という2点だけ。

その13

僕は考えるのをやめた。

酒もしばらくやめた。

その14

3日後に日本酒を呑んだ。美味しかった。

以前勤めていた会社で、どうやら宇宙飛行士の募集を開始したらしい

なんとなく

前勤めていたシステム会社の求人を見ていて驚いた。

面接の流れ のページには確かにこう書いてあった。

「面接は1次〜7次面接まであります」

これ宇宙飛行士の選考かよ!

が、落ち着いてよくよく考えてみると、、、

これマジで宇宙飛行士採用しようとしてんじゃねーの。

そう、思い始めた。

おそらく僕がいなくなった後、

最後のフロンティア・宇宙を目指し、会社の経営を大きく転換したのだ。

もうインターネットにはフロンティアがなくなってしまった。

社長はそう感じたんだろう(かっこいい)

「開発」って言葉は、今では多分、宇宙開発を指しているんだろう。

「サービスローンチ」だって、

今やもうロケット発射の方の「ローンチ(launch)」だ。

一回のローンチで大騒ぎだ。

「障害」は、

宇宙を流れる太陽風による電波障害のことをいっているんだろう。

全ての電子機器が壊れるから、システム障害より余計にタチが悪い。

ただし、いいこともある。

太陽風のせいで窓の外からはたまーにオーロラが見える。

ちょっと顔を左に向けるだけでオーロラ。圧巻。

ちなみに、会社のオフィスに行くまでのエレベーターは、

宇宙エレベーターだ。

なんて素晴らしい会社なんだ。

もっと早く経営転換していれば、前の会社辞めなかったのに。

その時思い出した

「いつでも戻ってきていいよ」

という社長の言葉を。

僕の1次面接が、今、始まる。