君は心理学者なのか?

大学時代に心理学を専攻しなぜかプログラマになった、サイコ(心理学)プログラマかろてんの雑記。

意思決定は殺人と同じだ。

はじめに

今月に入って僕は8人殺害している。

どいつも悪い奴ではなかった。

どちらかというと皆、可能性に満ち溢れた奴らばかりだった。

そんな人たちを次々に殺めていく。
ちょっと首を締めるだけで、人は簡単に死ぬ。

そんなことを思う。

首を絞められながらもがき苦しむ彼ら。苦しいだろう。首を締め上げている僕はもっと苦しい。

僕が殺めている相手は、すべて「選ばれなかった僕自身」だ。

転職活動中の私と意思決定

今私は、転職活動中です。

最近ものすごく辛いことがあります。

意思決定です。

いろいろあった選択肢

スタートアップ、 ベンチャー、 中小、 大手。

選択肢はいろいろありました。

スタートアップに行った私を想像してみました。

毎日いろんな仕事が降ってくる中、生き生きと働いていました。

大手に行った私はその後独立し、

大手時代の看板を活用して大きな仕事を受注していました。

楽観的すぎるかもしれません。

ただどんな姿であれ、

それぞれの道を「可能性として存在する私」が歩いていました。

選ぶことは殺すこと

しかし、選べるのは1人の私だけです。

そこで私は、それぞれの道を歩いている私に近づいて首を絞めました。

…最終面接お断りメールです。

それを企業に送りました。

いつしか、

意思決定は殺人だと思うようになりました。

面接お断りのメールを送って一人殺し、

スタートアップに誘ってくれた知人に電話をして一人殺す。

気がつくと、私の足元には死屍累々の景色が広がっていました。

生き残っているのは私一人だけだった

今まで気がつかないうちに、本当にたくさんの私を殺してきました。

今日も渋谷の東急入り口にて、一人殺しました。

死んでいった私たちのためにも強く生きよう。

そんなことを思いながら渋谷を後にしました。