君は心理学者なのか?

大学時代に心理学を専攻しなぜかプログラマになった、サイコ(心理学)プログラマかろてんの雑記。

最近の出来事を元に脚本を書いてみる。その4

はじめに

この話はいい感じにフィクションです。

登場人物

わたし(26)…会社員

マスター(41)…バーのマスター

省吾(42)…常連

小杉(35)…常連

杏奈(30)…常連

あやか(26)…常連

M 今日はマスターの誕生日。僕はケーキをもって店に向かった。

マスター「おーいらっしゃい」

わたし「マスターこれ。あとでみんなで食べましょう」

マスター「お〜、ありがとうございます!」

小杉「さ〜っすが!君仕事できるね〜!

   ちゃんとろうそく41本?」

わたし「いや5本です」

小杉「だめだね〜!やっぱ仕事できないね〜!」

M 熱い手のひら返しをくらう。面白い人だ。

SE ドアの開く音

省吾「こんばんは」

杏奈「こんばんは〜」

マスター「いらっしゃい」

マスター「かろてんくんがケーキをもってきてくれたんですよ」

杏奈「……」

省吾「……おー。すごいね。泡いれますか。かろてんくん飲む?」

かろてん「いただきます!」

M シャンパンなんて早々飲む機会がないので嬉しい。

M ものすごく美味しいシャンパンをのんでいると、

  なにやら省吾さんと杏奈さんが困惑した顔でアイコンタクトをしている。

杏奈「かろてんくんさぁ」(小声)

わたし「はい?」

杏奈「ダメだよ、誕生日プレゼントは一人でかっちゃあ」(小声)

わたし「なんでですか?」

M 私の質問に答えず、杏奈さんは省吾さんの方を見た。

杏奈「省吾さん、いつ出します?」

省吾「今のタイミングしかないんじゃないかな」

杏奈「ですよね〜」

M そういって杏奈さんは紙袋の中から箱を取り出した。

  嫌な予感がする。

杏奈「マスター、誕生日おめでと〜!」

M ケーキがでてきた。

  これでテーブルの上には大きなホールケーキが二つ。

  ショートケーキと、チョコレートケーキ。

わたし「いや〜やっちゃいましたね」

省吾「いやいやかろてんくんわかってる。チョコレートケーキをあえて選ぶ所が良いよね」

わたし「ショートケーキかシュークリームで悩んだんですよ。危ないところでした」

SE ドアの開く音

あやか「マスターおくれた!誕生日おめでと!!」

M 常連がまたやってきた。

あやか「マスター見てこれ!シュークリーム!!」

M 省吾さんと僕は思わず、顔を見合わせた。