君は心理学者なのか?

大学時代に心理学を専攻しなぜかプログラマになった、サイコ(心理学)プログラマかろてんの雑記。

もし、蓮舫が我が家の事業仕分けをしたら

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蓮舫「先月と比べて、我が家の財政状況はきわめて悪いと言わざるを得ません」
蓮舫「今日は徹底的に仕分けをしたいと思います」


蓮舫「ここに先月の家計簿があります」
蓮舫「〇月△日、この一日に用途不明な50,000円もの出費が記録されています」
蓮舫「こちらについて説明おねがいいたします」


私「はい。その日私は、仕事を終えて会社から出、
       このまま帰るにはどことなく芸がない、と感じたのであります。
       そこで適当な串カツ屋を見つけ、一人で入店、
       プレミアムモルツと串揚げの盛り合わせを頼み、
       一人至福の時間を過ごしたのであります」


蓮舫「総理。その日、まっすぐ帰って家で金麦を飲む、ではいけなかったのでしょうか?」

私「金麦で得られる幸福感と、店で飲むプレミアムモルツの幸福感には雲泥の差があると言わざるを得ない、というのが正直なところでございます」
野党「国民は金麦で我慢してるんだぞ!」
野党「別にアルコールが入っていればなんだっていいだろうが!」


蓮舫「続けます。国勢調査によると、大衆的な串揚げ屋に一人で行った場合の平均予算2,856円と出てきます。総理はどれだけ使いましたか?」


私「2,600円でした」
蓮舫「...わかりました。100歩譲っていいとしましょう。残り47,400円についてはどう釈明を?」

私「串揚げ屋を出た時、なんかこう、春の訪れのような心地よい夜風が私を包み込んだのであります。その瞬間、ここのところあくせく働いていた私に2年前の記憶が蘇ってまいりました」
野党「国会でポエムやめろ!!」


私「...2年前、私は足繁く近所にあるバーに通っておりました。
      そこには気の置けない常連たちがいて、毎回行くたびにくだらない話をしておりました。職業も身分も違う皆が、いっぱいのカクテルを前では皆何も飾らず、自由に語り合っていたのであります」


私「皆、どうしてるんだろう。そう私は思ったのであります。
       次の瞬間、私の足は自然と家と逆方向に向かう路線へ向かっていたのであります」
野党「なんでその時もう少し考えなかったんだ!」


私「懐かしい電車にゆられ、改札を出て、ついに私は懐かしの店にたどり着いたのであります」
私「そこには馴染みの常連2人がおりました。
       私は、彼らに、熱烈に歓迎された、のであります。
  そして何杯か飲んでいい感じに酩酊をしてきた私は、
  誰もが一度言ってみたい、あのセリフを言ってしまった、のであります」


蓮舫「まさか...!」
野党「やめろ!あのセリフだけは...!」

 

私「『今日は俺のおごりだ』であります」


野党「なんてことを...!」
野党「ばら撒き政策じゃないか!!」

 

私「その瞬間から、店になぜかどんどん人が増え始めたのであります。
  おそらく誰かが常連に拡散したのでありましょう。
  私は引くに引けなくなっていた、というのがその時の状況であります」

私「普段ならそれなりに飲んでも3,000円の店なのであります。その時の会計は30,000円を超えたのであります」
野党「クソ...!」
野党「ハイエナどもめ...!」

 
私「以上、その日に起こった事の、顛末、であります」

蓮舫「...総理。計算が合いません。残りは17,000円ほど残っています」
野党「誤魔化すな!」
野党「正直もう恥ずかしいことなんて何もないだろ!」


私「た、」
私「タクシー代、なのであります」(はずかしそうに)


蓮舫「なんてことを!!」
野党「おいまて!嘘をつくな!」
野党「タクシーでそんなにいくわけないだろ!」


私「高速に乗った、のであります」
野党「ダメだこいつ...」
野党「救いようがない...」


蓮舫「総理。この日あったことは我が家の経済を圧迫し、
   今後の生活に多大な影響を与えることは間違いないでしょう。
   なぜ、こんなことを、してしまったのか。
   言い訳せず、端的にお伝え願えますか?」

 

私「...国民には、最低限の文化的生活をする権利がある」(と、苦しげに)

 

蓮舫「〆のラーメンはそこに入るとでも?!」(と、議席にレシートを叩きつけながら)
野党「野郎、まだ誤魔化してたのか!」
野党「なんてやつだ!!」


蓮舫「...総理には財政改革への意識が著しく欠けている、と言わざるを得ません」
蓮舫「よって3ヶ月間の断酒を言い渡します」

 

私(膝から崩れ落ちる)